立山と白山 2001年

立山開山1300年記念 北陸の霊峰写真展

■富山展 6月25日〜27日
 富山県民会館 ギャラリーC
 後援:北日本新聞社、富山県教育委員会

■金沢展 7月18日〜23日
 金沢スカイビル2F スカイギャラリー
 後援:北國新聞社

◆主宰:立山山岳出版会


ご挨拶

日本三霊山に数えられる山が北陸の地に二つ対座している。いうまでもなく、加賀の白山、越中の立山である。古来、山岳信仰の「霊峰」として多くの日本の人々から崇敬され、愛されてきた名山でもある。
この写真展は今年、立山が開山1300年を迎えるにあたって、そのお祝の意味もこめ、故郷の山々の素晴らしさをより多くの人に知ってもらい、頂きにも足を運んでもらうキッカケになれば、そう思って二人で企画した。
「ふるさと」とは、誰かを一度は連れて行きたい、見せてあげたい場所の一つだと思うからである。
写真を通して「山川草木」の素晴らしさ、山岳文化や歴史にも想いをはせ、心をタイムスリップさせながら、ご覧いただければ幸いである。

高橋敬市・木村芳文




高橋さんと出会ったのは、去年の盆過ぎ、北アルプスの無人小屋でした。
その年、金沢に引っ越してきました。そして、新しい生活と仕事を始め、ようやく落ち着いてきた頃です。たまには白山以外の山で、撮影は抜きでのんびりしてこようと、北アルプスでも人気の少ないコースを選んだときの事です。それが縁で、この作品展を開くことができました。
白山を撮り続けてきて、色々なことがありました。私の作品は、その時々の思いの記録でもあります。それを、このように、富山と石川で、高橋さんの作品と共に発表できることを嬉しく思います。

ごあいさつに代えて 木村芳文















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